Python問題集を解いてみよう!!

【Python問題集】No.5 10001番目の素数を求める

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Python問題集No.5
目次

問題

小さい順から数えて10001番目の素数を求め、表示させよ。

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解答

解答を見る前に、一度ご自身で考え、コードを書いてみることをオススメします。

解説

この問題のポイントはズバリ、

素数をどう求めるか?

この1点に尽きるでしょう。

しかも、10001番目ですから、できるだけ効率的に求めたいですね。

素数とは?

素数を求めるにあたり、まずは素数がどんなものかを知る必要があります。

素数(そすう、英: prime number)とは、1 より大きい自然数で、正の約数が 1 と自分自身のみであるもののことである。正の約数の個数が 2 である自然数と言い換えることもできる。1 より大きい自然数で素数でないものは合成数と呼ばれる。

素数 – Wikipedia

ということは、

  1. 「1より大きい自然数」なので、「1」は含まない
  2. 「正の約数が1と自分自身のみ」なので、自分自身より小さい1以外の自然数で割っても余りが0になることはない

と言えそうです。

①はそのままですね。

②からは、2は素数、2以外の偶数は素数ではない、ということが分かります。

あとは、この②の考え方が最も単純な素数の求め方になりそうですね。

自分自身より小さい自然数で割っていって、1以外に余りが0になるものが無ければ素数、と判断する方法が最もシンプルなので、今回の回答はこの方法を採用しました。

処理を関数にまとめる

もう1つ、今回は「小さい順から数えて10001番目の素数を求める」という処理を次の3つの関数に分けました。

  1. 引数に指定した整数が素数かどうかを判定する関数
  2. 引数に指定した整数より大きい素数で最も小さい値を求める関数
  3. 引数に指定した整数番目の素数を求める関数

③が今回の問題の答えを求める関数ですが、③の関数の中で②の関数を、②の関数の中で①の関数を使用しています。

分ける必要があるかは微妙ですが、分かりやすくなると思い、今回は3つの関数に処理を分けました。

本来は、引数が想定している値かどうかをチェックする必要がありますが、それは省いています。

偶数の判定は過去の問題で取り上げていますので、そちらを確認してください。

Google Colaboratory

解答例や解説のコードは Google Colaboratory で確認しています。

環境構築の不要な Google が提供している Webサービスなので、Python を学習中の方にはオススメです。

おわりに

今回の問題は LINE のオープンチャットに投稿されたものです。

今後も具体的な問題・課題の解説記事を増やしていきたいと思っています。

解説して欲しい問題・課題がありましたら、お問い合わせフォームからご連絡ください。

以上です。

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Python問題集No.5

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